特長

HP Jet Fusion 500シリーズは、高精細かつ優れた機械特性を持ちながら、
フルカラーまたはホワイトの機能パーツを短時間で製造

  • 複雑な構造をもつ実用的なパーツ造形

    HP独自のボクセル制御により小さい形状でも高精細な造形が可能。機能試作から治具、小ロット最終製品までの幅広い対応が可能です。

    ボクセル制御によって作り出される
    機能的なフルカラーパーツ

    PA素材の持つ優れた機械特性を維持したまま、色鮮やかなフルカラー、ホワイトの機能パーツを造形できます。(540はホワイトのみ)

    完全一体型のコンパクトなデザイン

    HP Jet Fusionシリーズで最もコンパクト。最小限の面積、付帯設備で設置可能です。また、素材の混合から充填、プリント、材料のリサイクル処理まで1台に集約。密閉空間の作業はクリーンなワークフローを実現します。


HP Jet Fusion 580 3Dプリンティングソリューション

  • 直感的なユーザーインターフェース

    大型タッチスクリーン制御パネルに指示がわかりやすく表示され、機械全体に次の手順を誘導するランプが点灯するので作業を確実に行えます。

  • 細部まで精密な機能パーツを製造

    細部にわたって精細で異方性の少ない機能的なパーツの造形を実現します。

  • 生産性を向上

    造形エリア全体にパーツを配置し、効率的に生産することができます。

  • フルカラーに対応するボクセルレベルの制御

    先進的な美しいカラーパーツを製造でき、プロトタイプだけでなく、様々な用途で活用が可能です。

  • 内部で自動的に行われる材料混合、充填、材料再生システム

    プリンタ内で素材の混合および充填を自動化し、クリーンなワークフローを実現します。

  • カラフルなデザインを素早く具現化

  • 生産現場で使用する冶具作品に最適。警告メッセージ、目印などをカラープリントする視覚効果によりヒューマンエラーの削減へ

  • QRコードを印字可能。トレーサビリティ

HP Jet Fusion 3D テクノロジー

HP Multi Jet Fusion テクノロジーとは、プロトタイプから最終部品の製造まで可能にしたHP独自の3D造形技術です。他の3Dプリンタで多く見られる「点」造形とは異なり、「面」造形することにより他に類のない造形スピードを実現しました。また、最終部品に求められる精度と異方性の少ない高い強度を備えた造形を可能にします。

造形プロセス

次のステップを繰り返すことで、既存の3Dプリンタに比べ高速かつ高精細で耐衝撃性に優れた製品の造形を可能にしています。

  1. 造形材料を敷く
    作業エリア全体にパウダー状の熱可塑性樹脂(PA)を敷き詰めます。
  2. エージェントを噴射
    熱を吸収するフュージングエージェント、その周囲に熱吸収を抑えるディテーリングエージェントをプリントヘッドより高速噴射します。
  3. エネルギー照射
    ハロゲンランプでエージェントを噴射した部分に熱を加え樹脂を融合します。搭載された温度センサーで温度制御し微細な造形をコントロールしています。
  4. 繰り返し
    造形物が完成するまで、このステップを繰り返します。

カラープロセス 造形可能な色とエージェントの役割

HP Jet Fusion 580 3Dプリンティングソリューション

■ 使用するエージェント

フュージング
エージェント
パーツの中心部分
ブライトフュージング
エージェント
カラーエージェントを乗せる前のサーフェーサーの役割
カラーリング
エージェント
ブライトフュージングエージェントと混ざり合い、表色する
ディテーリング
エージェント
パーツの表面の精度を出す

HP Jet Fusion 540 3Dプリンティングソリューション

■ 使用するエージェント

フュージング
エージェント
パーツの中心部分
ブライトフュージング
エージェント
パーツの表面に塗布
エージェント自体は無色で、専用材料CB PA12固有の白色を引き出す
ディテーリング
エージェント
パーツの表面の精度を出す

※モデル間のアップグレードは不可

専用ソフトウェアとHP Cloud

3Dプリント効率を最大化するソフトウェアと、クラウド接続により機器の状況をモニタリングするソフトウェアの2種類を準備。 もしものエラー発生時、安心のHP Care Pack サービスと合わせ迅速な復旧対応が可能です。

※クラウド接続ではジョブ内容、パーツデータ、ファイル名は収集されません。
※HP Jet Fusion 500 シリーズの使用はクラウド接続が必要です。

HP SmartStream 3D
Build Manager

ジョブの準備やデータ送信を直感的に操作できるパワフルなソフトウェアなど、3Dプリントに必要なものをすべて揃えています。

HP SmartStream 3D
Command Center

離れたPCからHP Jet Fusion 3D プリンタのモニタリングを可能にするソフトウェア。ジョブの進行状況のトラックや、消耗品の確認、リアルタイムのアラート表示を可能にします。

製品仕様

HP Jet Fusion 580/540 3Dプリンティングソリューション

プリンタ性能 テクノロジー HP Multi Jet Fusionテクノロジー
モデリングエリア(X×Y×Z) 最大 332 × 190 × 248 mm
モデリング速度※1 1,817cm³/hr
248mmのモデリング可能な高さ※2でのモデリング作業全体の時間 最速で20時間
レイヤー厚 0.08 mm
プリントヘッド解像度 1,200 dpi
寸法(幅×奥行×高さ) プリンタ 1,565 × 955 × 1,505 mm
出荷梱包時 1,770 × 1,143 × 2,013 mm
オペレーションエリア 2,785 × 2,530 × 2,440 mm
質量 プリンタ 650 kg
出荷梱包重量 850 kg
ネットワーク※3 次の規格に準拠するギガビットイーサネット(10/100/1000Base-T): TCP/IP、DHCP(IPv4のみ)、TLS/SSL
ハードディスク HDD 1TB(AES-256暗号化、ディスクワイプDoD 5520M)&SSD 1TB(AES-256暗号化)
ソフトウェア 内蔵ソフトウェア HP SmartStream 3D Build Manager
HP SmartStream 3D Command Center
サポートされるファイル形式 3MF、STL、OBJ、VRML v.2
電源 消費電力 4.5~6.3 kW(標準)
必要条件 入力電圧 : 単相200~220V(ライン間)、36A最大、50/60Hz入力電圧 : 単相221~240V(ライン間)、32A最大、50/60Hz
適合規格 安全性 NA(米国およびカナダ):IEC 61010-1準拠、NRTL認定;EU:機械指令、EN 61010-1、EN 60204-1、EN ISO 12100、およびEN ISO 13849-1準拠
電磁両立性 EN 55032:2012 Class A、CISPR 32:2012 Class A、FCC CFR47 Part 15 Class A、ICES-003、Issue 6 Class A、EN 61000-3-12:2011、IEC 61000-3-12:2011、EN 61000-3-11:2000、IEC 61000-3-11:2000、EN55024:2010、CISPR 24:2010
環境基準 REACH準拠
適用される保証およびサービス 1年間ハードウェア保証

※1レイヤー厚0.08mmおよび10秒/レイヤーに基づく。

※2デフォルトの冷却および材料の自動回収オプションを使用。作業時間はコントロールパネルでプリントするためのジョブが選択された瞬間に始まり、パーツを造形チャンバーから取り出す準備が完了した時点で終了します。パーツのクリーニング時間は含みません。

※3プリンタを正しく機能させたり、より的確なサポートを受けるために、HP Jet Fusion 3D プリンティングソリューションをHPクラウドに接続する必要があります。


導入前の確認事項

事前に設置環境基準を満たしているか、現地での確認が必要です(サイトプレパレーション)。

電源仕様

地域の法規に応じた有資格電気技術者にご相談ください。

電源コードの本数 2本の電源ケーブルと保護アース(PE)配線
入力電圧 200~240 V ±10%1
入力周波数 50/60Hz
消費電力(通常動作時) 4.5~6.3 kW
最大負荷電流 36 A(200~220 V)
分岐回路ブレーカ(必須) 2 極、50 A

設置環境

以下の環境を準備してください。

動作温度 20~30℃
動作時の湿度 20~70%(結露なきこと)
保管時および再輸送時の温度 −25~+55℃
保管湿度 90%未満(結露なきこと)

スペース要件 

適切な作業領域 2,785(横)× 2,530(奥行き)× 2,438(高さ) mm

HP Jet Fusion 500 シリーズ3Dプリンタは、2018 Red Dot Award で“Seal of Design Quality”を受賞しました。
これは、卓越した設計品質と革新性を備えた製品にのみ与えられる賞です。