武藤工業株式会社

M-Draf Spirit

2020 主な新機能

PDFインポート

PDFデータ内のベクタ図形要素および文字要素をM-Draf要素として読み込み可能となりました。

PDFインポートについて

区間編集

指示した区間の要素編集(色、ペン、線種、実/仮想、レイヤ)が可能になりました。

DXF/DWGプレビュー表示・サムネイル表示

DXF/DWGファイルのプレビュー表示およびサムネイル表示に対応しました。M-Drafのファイル選択ダイアログの他、Windowsエクスプローラーでも表示可能です。

閉図形チェック機能

ハッチングなどでどこかで輪郭が切れていて自動トレース選択で領域が取れないとき、「閉図形確認」で切れている場所を特定することができます。表示された部分を参考に修正が可能です。

DXF/DWGファイル変換

画像が貼り付けられたMDGファイルを、DXFまたはDWGファイルに変換可能になりました。貼り付けられた画像ファイルはDXF/DWGファイルに同梱されませんが、別の画像ファイルとして保存されます。

イメージデータの色調変更機能

挿入したイメージデータの濃淡を変更する「透過率」、カラー画像をモノクロにする「グレースケール」を追加しました。

表示非表示のパターン設定

「表示・非表示」の条件組み合わせを、最大5パターン登録できるようになりました。

全表示操作

マウスホイールのダブルクリックで全表示が実行できるようになりました。

軽量表示モード

全画面表示や縮小表示した場合、表示されていなくても支障がない範囲で小さな要素を画面から間引き、表示処理速度を軽量化する「軽量表示」を追加しました。拡大表示され形状が確認できるサイズになった際には通常表示に切り替わります。
※形状によっては効果が発揮されない場合があります。

文字列結合

複数の文字要素を1つの文字要素に結合することが可能になりました。また文字列間の改行追加や、基準文字を指定し結合することも可能です。

■ PDFインポートについて

  • PDF上の画像データは読み込まれません。
  • 読み込まれる図面は、CADデータ程の精度はありません。
  • 読み込まれる図面は、スケールを持っていません。
  • 該当フォントが無い場合は、PDFパラメータで設定したフォントに置き換わります。
  • 線種、線幅は再現されません。
  • 円、楕円、自由曲線は、分割またはショートベクタに変換される場合があります。
  • 元データの状況により忠実に再現できない場合があります。