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株式会社クラウン・パッケージ様
多彩な素材で美しい印刷品質を実現。パッケージのサンプル制作で威力を発揮。

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「明日のパッケージ文化の創造を通して、社会に貢献する」を企業理念に、
パッケージ業界のトップを走り続ける株式会社クラウン・パッケージ様。
MUTOH のVJ-1617HJ を導入した経緯と導入後の効果について、
デザイン統括、営業担当、デザイン担当の方にお話を伺った。

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    社長付 研究開発室長
    兼 全社デザイン統括
    八木野 徹 様
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    大阪営業所 統括
    所長
    山下 桂輝 様
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    営業部 大阪営業所
    デザイン課 主任
    石井 良幸 様

素材に直接印刷できるため実物に近いサンプルの提示が可能

 株式会社クラウン・パッケージは、地球環境、社会、お客様のニーズにお応えする多彩な素材と優れた技術で、 常にパッケージ業界を牽引するリーディングカンパニー。古紙・再生紙の利用をはじめ、植林木材料や未利用資源の活用を推進して、 エネルギー使用率の削減とCO2 削減に貢献している環境企業である。このたびMUTOH のVJ-1617HJ を導入し、 大きな成果を上げているという。導入した担当者である全社デザイン統括の八木野氏が導入の経緯を説明してくれた。
 「これまではお客様に商品のサンプルをお見せする際に、水性のインクジェットプリンタを使って出力し、 切り貼りして制作していました。インクジェット用紙に印刷したものでは、どうしても実際の紙に印刷したときと質感が違ってしまいます。 紙の強度も違ってしまいますので、お客様ができあがりをイメージしにくいという問題がありました。 修正をする際にも手間と時間がかかってしまうため、実際の素材にダイレクトに印字できるプリンタが必要だと考えていました。」 一時はUV 硬化型のプリンタも検討したが、安全面や環境面で気になるところもあり、VJ-1617HJ 導入を検討し始めた。

環境にやさしい企業としてMP インクの環境対応力が大きな魅力

 検討の結果、導入の決め手となった特徴の一つがMUTOH 独自のMP インクだった。「私どもでは会社の方針として “環境にやさしい” というキーワードを持っていますので、MP インクの環境対応力に他にはない魅力を感じました。 デザイナーが安心して使えるというところが決め手となりました。」(八木野氏)。また、導入時のコスト比較でも、 UVインクジェットプリンタの方が導入コストもかかり、大きな付帯設備も必要となる。コンパクトなVJ-1617HJ は 水性インクジェットプリンタと比較するとコストがかかる部分もあるが、それに見合うだけのメリットと将来性を感じたという。
 営業担当者の山下氏は「パッケージを制作する際、以前は白い箱のサンプルでお客様と商談させてもらうことが多かったのですが、 VJ-1617HJ 導入後は実際の素材に印刷ができるということが一番のメリットです。これまでは印刷した場合、 にじみが出てしまうことがよくあったのですが、VJ-1617HJ はインクのにじみが少なく、本物そっくりの高いクオリティのサンプルが制作できます。 それをもとにより完成品に近いイメージで打ち合わせを進めることができますので、お客様にも大変喜ばれています。」
 また、VJ-1617HJ 導入後は、営業をスタートしてから商談が決まるまでの時間が大幅に短縮でき、営業担当者的にも非常に助かっている。

デザイナーのイメージに近い高品質なサンプル作りが可能に

 デザインを担当する石井氏は、制作する側からのメリットを話してくれた。「弊社の主力商品に『バリットBOX』という、 開けるとすぐに陳列できる便利な包装箱があります。以前はお客様にプレゼンをする際、 インクジェットで出力してからその紙を箱の台紙に切り貼りしてサンプルを作成していましたので、角が取れてしまったり、 実際の色と違ったりしていました。そんな状態のサンプルでお客様に提案せざるを得えない状況にジレンマを感じていたのですが、 VJ-1617HJで印刷したサンプルは、本物に近い非常にクオリティの高いものができあがっておりますので満足しています。」
 修正が発生した場合にも、台紙にダイレクトに印刷することができるために切り貼りの作業がなくなり、修正に要する時間が大幅に短縮できたという。

各営業拠点にVJ-1617HJ を設置しスピーディな営業展開を目指す

 最後に八木野氏が今後の展開について話してくれた。 「これからはグラフィックの提案をもっと増やしてお客様にお持ちしたいと考えています。VJ-1617HJ は様々な素材にプリントできるのが特長ですが、 厚さ15mm の素材にもプリントできますので活用できる範囲が広く、非常に期待しています。さらに各地域のお客様とスピーディにご商談ができるようにするためにも、 このVJ-1617HJ を各営業拠点に設置していきたいと考えています。」
 「環境に優しいパッケージ」を企業理念とするクラウン・パッケージ様が選んだMUTOH のVJ-1617HJ。高い環境性能と描画力、スピード、 さらにマルチパーパス白インク搭載によってより美しく多彩なデザイン作成が可能になっており、お客様との商談に欠かせないサンプル作りに大きな効果をもたらしている。
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■会社名
株式会社クラウン・パッケージ様
創 立:昭和37年6月15日
資 本 金:6億3845万円
従業員数:1480 名 (グループ全体)
     1220 名 (単体)
年 商:350 億円 (2011年3月)
http://www.crown-grp.co.jp/
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