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株式会社菅原工芸 様
目的や仕事内容に合わせてXPJ-661UF とPJ-2508UFを使い分け
今後の挑戦にもプリンタの活躍を期待している

PerformanceJet 多目的・UVインク

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アクリルショップ「はざいや」にてアクリル板、プラスチック板などの販売やアクリル板加工を行っている昭和51年創業の菅原工芸。不要となったアクリルパーテーションを回収し、アクリル板の傷をプリントして見えないように再加工するためにインクジェットプリンタのXPJ-661UFとPJ-2508UF を同時購入。SDGsを体現しながら、「葛飾・立石から世界への発信」を目指してものづくりに励んでいる。

UVインクの食いつきの良さが購入の決め手に

アクリルの販売店としてアクリルパーテーションの再利用にも力を入れている菅原工芸。そのためにはアクリルについた傷を消さなければならないため、プリントして傷を隠してしまおうと思いつく。
「傷ついたアクリル板は表から印刷すると傷が見えなくなります。武藤工業のUVインクは他メーカーのインクよりも食いつきがよく密着性が高いので、再利用にはこのインクが不可欠だと考えてプリンタの導入を決めました」と、社長の菅原春男さん。
武藤工業のインクは、アクリル表面にのった時の初期挙動のパフォーマンスが優れているため、すぐに固まるのが特徴だ。2022年11月にXPJ-661UFとPJ-2508UFを同時購入してから、偶然にもすぐに大きな仕事が連続で舞い込み、2台のプリンタはすぐに活躍の場を得ることになる。
「一つは企業の創業100周年で配布する記念品の依頼でした。アクリルを使った記念品を差し上げたい、ということで写真を印刷して試作品をつくったらとても気に入ってくださってご依頼いただけることになったのです。その次に入ってきたのが高級ウィスキーのパッケージの仕事。木箱に入ったウィスキーのカバー(蓋)の大量注文でした。最終的に梱包資材の大手メーカーと競合して勝ち取った仕事だったので、武藤工業のプリンタで作った試作品の功績は大きかったと思います」
元々はアクリルパーテーションの改修事業のためにプリンタを購入したが、新たな仕事が増えたためプリンタの追加購入を決めた菅原社長。「どちらの仕事も洗練された武藤工業のインクジェットプリンタでないとできませんから」と話してくれた。

解像度重視ならXPJ-661UF、大量印刷にはPJ-2508UFを活用

現在稼働しているXPJ-661UFとPJ-2508UFは、印刷サイズや仕事の内容によって使い分けているという菅原社長。この2機種の導入により、新たにできるようになった仕事もあるそうだ。

「例えば写真家からの依頼には、高解像で色がきれいなXPJ-661UFを使います。アクリルに写真をプリントするわけですが、職業柄クオリティを追求する方が多い。10回以上校正したこともありますが、結果的にお客様の要望に応えることができ、喜んでもらえたのはこのプリンタがあってこそです」

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プリント速度がアップし、工数が減ったことで作業効率が向上

一方で、同じものを大量につくらなければならない場合はPJ-2508UFの出番。このプリンタは大きいサイズを印刷できるだけでなく、小さいものを面付けして一度に大量プリントができるのも利点となっている。
「先ほど話に出てきた高級ウィスキーのカバーは大量に刷らなければならないので、PJ-2508UFを活用しています。これを使えば一度に20枚くらい刷れますからね。このような感じで、今のところ解像感や発色の良さを求められる仕事はXPJ-661UF、量産が必要な仕事はPJ-2508UFという感じで使い分けています」

 若い作家とコラボして新たなアクリル作品を発信したい

現在、葛飾区立石にある実店舗の2階をショールームに改装中だと言う菅原社長は、ここから新たなアクリル製品を発信していきたいと考えている。

「武藤工業のプリンタを使えば写真家の要望にも応えられることがわかったので、今後は若い作家やクリエイターの方とコラボレーションして、新たな形でアクリル作品を発信していきたいと考えています」
さらに、再生アクリル事業も菅原工芸には欠かせない業務のひとつだ。
「当社はSDGs宣言をしていて、社員一同でさまざまな取り組みをしています。もちろん環境保全活動もその一つで、リサイクルの推進としてアクリルの再利用にも着手してきました。正直なところ、アクリル業界は下降線を辿っているので新たな販路を見いだすことが急務になっています。売り上げを伸ばすためにもリサイクルのような新たな分野の開拓が必要です。今後は大きなものへの印刷にも挑戦していく予定なので、武藤工業のプリンタが活躍してくれることを大いに期待しています」

お客様の要望に対して120%の仕事で応える菅原工芸。「立石から世界へ」を合言葉に、今までにないアクリル加工品が生み出される日は、きっと近い。

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    株式会社菅原工芸
    代表取締役社長 菅原 春男
  •   Xpj661uf
  • 【ご導入製品】 PJ2508UF

会社情報

株式会社菅原工芸
創 業:昭和51年1月
設 立:平成2年10月22日
営業品目:プラスチック製品・材料販売・加工・店舗用品・遊戯関係表示板・通信販売
公式ホームページ:https://www.sugawarakougei.jp/
メールアドレス:

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