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日本テクノロジーソリューション株式会社 様
VJ-628MP×特許技術搭載の「TORNADOR®
二つの優れた技術でつくり出すシュリンク包装の新たな可能性

ValueJet 多目的・MPインク

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1976年に創業し、「優れた技術を優れたビジネスに」をキーコンセプトに企業活動を行う日本テクノロジーソリューション株式会社。2001年には初の自社ブランド製品として、熱旋風式シュリンク装置「TORNADO®(トルネード)」を発表し、複雑な形状の容器でも美しく高付加価値を生み出す独自のシュリンク包装によって、世界的なブランドや日本を代表する食品、化粧品、トイレタリーなど多くの企業から注目を集め、確かな企業基盤を築いている。
同社では、2021年3月にTORNADO®のより効果的なデモンストレーションを目的に、武藤工業の「VJ-628MP」の導入を決定。デモ機としての有用性や効果、導入後のビジネスにおける変化・発展について、岡田耕治社長に話を聞いた。

TORNADOR®の魅力を伝えることができるVJ-628MP

シュリンク包装とは、シュリンクフィルムで容器を包み、熱を加えることでフィルムを収縮させ容器の形状に沿ってぴったりと密着させる包装方法のこと。フィルムに印刷をすれば自由度の高いデザインが可能になり、商品PRや販売促進としても優れた威力を発揮する。
同社はこれまでにないシュリンク装置として、四方向から熱風を吹き出して竜巻のように渦を作り、360°瞬時に均一なシュリンクを実現するトルネード方式の装置TORNADO®を開発。
TORNADO®は、食品・医薬品・化粧品分野での親和性も高く、PET・OPS®など次世代を見据えた環境対応型フィルムにも対応可能。国内外の有名ブランドの商品パッケージにも採用され、現在、1,000台にもおよぶ導入実績を誇っている。
「消費者ニーズの多様化、商品のパーソナライズが進む時代、個別ニーズに応えるカスタマイズされた小ロット印刷の需要は、今後ますます拡大していくはず」と岡田社長。TORNADO®の開発当初から、「その場でオリジナルのパッケージフィルムを作って、目の前で加工して見せることができれば、より広い分野にTORNADO®の魅力や可能性を伝えていける」と考えていた。
そのためのデモ用印刷機として、印刷後のシュリンクフィルムを縮ませない低温風でインクを乾燥させることができ、小ロットでさまざまなサンプルを手軽に作成できるプリンタが必要だった。納得できるプリンタを探し求めた結果、ようやく出合えたのが武藤工業のVJ-628MPだ。

その場で手軽にサンプル作成できる、デモ機としての優秀性を実感

VJ-628MPの特長は、MP31インクによる優れた印刷力にある。40℃前後の低温風で緩やかに乾燥するので、膜厚が薄く素材を活かした自然な仕上がりと、素材へのダメージも少なくメディアを選ばない点が大きな魅力だ。さらに、伸縮性にも優れ、伸びや曲げなどの後加工に強い。容器の形状に合わせて収縮するシュリンク包装に対応できるため、同社の構想を実現できる。
「フィルム印刷で豊かなデザイン表現ができ、かつ仕上がりがキレイ。何よりVJ-628MPは操作が簡単で小ロット印刷に対応できる点が、まさに望んでいたデモ機としてピッタリでしたね」と岡田社長。コンパクトで設置場所を選ばない点も決め手のひとつになった。
導入後は、同社のショールームに設置し、来訪者やオンラインでの見学者にデモを行い、TORNADO®の性能を訴求。ユーザーはその場でシュリンク包装の魅力を実体験できるという仕組みだ。「印刷データを取り込めばあとはプリンタにお任せ。操作はコピー機のように分かりやすく、不安なく触れました」と現場スタッフからも満足の声が挙がっている。

自由なパッケージデザインが新たな市場とビジネスチャンスを拡大する

2021年3月の導入から2年弱だが、「すでに大きな効果が見え始めている」と岡田社長は話す。そのひとつが、自由にラベルデザインを作るオリジナルシャンパンの提案だ。
「例えば、飲食店でお客様の誕生日や記念日を祝うために用意するアニバーサリーボトルです。オリジナルラベル作成はこれまでにもありましたが、手間とコストがかかる点がネックでした。しかし、VJ-628MPでフィルムに印刷、TORNADO®でシュリンク包装するという組み合わせなら、手軽に多様なボトルに仕上げてサービスできると大好評。飲食店は当社がこれまで視野に入れてこなかった分野であり、新たなマーケットの広がりに大きな可能性を感じています」
そして、もうひとつの効果が、上流工程での提案拡大だ。従来、決まったデザインを仕上げる下流工程での作業がほとんどだったが、手軽に、柔軟に、迅速にサンプル作成ができる「VJ-628MP +TORNADO®」によって、商品開発段階でのデザイン提案が可能になった。
「実際、食品などの容器変更に伴うパッケージの提案も行っています。商品パッケージの変更は、リスクや不安も大きい。だからこそ、その場でサンプル確認ができれば、問題を解決しながら安心・確実にデザイン検討を進めていけるのです」と岡田社長。
VJ-628MPとTORNADO®との相乗効果に可能性を見い出した同社は、両者をセットにした販売活動もスタート。さらなる顧客開拓とマーケット開発を目指していく構えだ。
VJ-628MPとの出会いによって生まれた可能性は、大きな広がりを見せている。

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    日本テクノロジーソリューション株式会社
    代表取締役社長 岡田 耕治
  • 【ご導入製品】 VJ628MP

会社情報

日本テクノロジーソリューション株式会社
創 業︓1976年4月
設 立︓1981年10月
事業内容︓問題解決型事業
     1)テクノロジー事業 2)ソリューション事業
公式ホームページ https://solution.co.jp
TORNADOホームページ https://pack.solution.co.jp/

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